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道場ハウス / DOJO house

敷地は都内の駅の商店街を抜け、徐々に住宅地へと変わる場所に位置する。28坪程度の敷地に可能な限り大きな気積の空間を道場の半地下に設け、その上に2世帯住宅をのせた構成を提案した。外観は、3方からの斜線規制による勾配屋根のよく見慣れた家が少しだけ腰高に建つ高床式住居である。道路からもよく見え開放的な7×7mの無柱空間の道場を実現するために、屋根部分の井桁状に架けた大梁から吊り下げる。この構造により、軽く浮かんだ2階建てのヴォリュームの下にぽっかりとサンクンガーデンのような大きなヴォイドが生まれた。

detail

竣工:2018.02

計画地:東京都世田谷区

用途:道場+2世帯住宅

敷地面積:93.36

建築面積:60.48

延床面積:185.34㎡

構造:鉄骨造 地上2階,地下1階

​撮影:中山保寛

掲載:住宅特集2018.11

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